謝肉祭(カーニバル)も終わり、
復活祭が近づいてきました。
(*2007年3月現在)
さて、復活祭といえば「卵」。
卵は生命の源、復活の象徴として、また、長い冬が明け、「生命が生まれる春」を告げるドイツの風物詩でもあります。
復活祭卵(イースターエッグ)と言えば、かつてロシアのロマノフ王朝のニコライ2世が妻や母、家族に贈った金銀宝石をちりばめたインペリアル・イースターエッグ
なるものがあり、なかには1個11億の値段がついたゴージャスな卵もあるとか・・・
(ちなみに インペリアルエッグの謎を追う!のは、映画版名探偵コナン世紀末の魔術師)
これからお話するのは、もっと庶民的な、とっても身近な卵のお話です。 |
色のつけられた卵
色にも宗教上の意味合いがある |
卵型のチョコレート |
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普通卵売り場でこの時期のみ売ってる毒々しい原色に着色されたOsterneier。
食品衛生法にはうるさいお国柄、食品として問題はない、はず。
でも、もう少し、美味しそうにかわいく着色できないものだろうか・・・ |
私たち日本人にとって「卵」は1個が11億円もする卵ではなく、
カラー卵でもなく、物価にも左右されず安価で、栄養のバランスも完璧な、
「総合栄養食=たまご」としてのイメージが深いのではないでしょうか?
日本を離れ、どんな豪華な食事よりもたまごかけご飯が恋しい。
って言う方、結構いらっしゃいますね?
ネット上でもいくつも「生卵」に関するコミュニティーがあり、
世界各国で意見交換がされていました。
そこでの話題は主に同じ「ニワトリのタマゴ」なのに、
外国のタマゴは、「生」では食べられないと言う話です。
多くの方が疑問に思ってること、もしくは心配されている代表的な
2点を挙げてみます。
①西洋では生卵を食べる習慣がないので、
それ用の卵がなく、タマゴの生食はできない
②ドイツの鶏類には食中毒の原因になるサルモネラ菌が多い
こんなとこですか。
ところで、てん子は、
●すき焼きに生卵→使用しません
●元祖・親子丼 超有名鶏料理専門店「玉ひで」の親子丼 →ごめんなさい、半熟すぎて半分残しました(もったいない/涙)
●たまごかけご飯→子供の頃は食べていた記憶が・・・。 |
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昔流行った「オロナミンCセーキ」とか、「ミルクセーキ」は今でも好きです。
ドイツではまだありついてませんが、ユッケには絶対、生卵でしょう。
*2007年5月:食べました!!!(感涙)ミュンヘンでユッケを食べられるお店→Seoul
なんですかねー、生に近い卵を食べ過ぎる(2個以上)と、胸焼けがするんです・・・(高カロリーの為??)
生卵に関してはやや軟弱者であります故、ドイツの卵は生食できるの?とか、危険じゃないの?とか、実はドイツに来て、日本人の方に聞かれるまで、疑問にも思ったことありませんでした。
何も疑問も抱かず、朝食の卵はいつも半熟で、温泉たまごはレンジで出来ると知ってから、時々作ってました。そうそう、味の薄いこちらのマヨネーズに黄身を入れてお酢をちょっと足したりもして日本の味に近づけたり・・・2度ほどしたことはありましたけど。
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ところで、日本人は年間消費量で言えば、イスラエルに次ぐ世界第2位のたまご好き民族だそうです。
ちなみに、日本人1人あたりの年間たまご消費量 は約320個、ドイツは約200個だそうです。
日本人は1日1個食べてる、と言う数字なんですね。
世界の採卵量と年間平均
世界で一番大きな鶏卵が、ドイツで見つかったと言うニュースを発見。
見つかったタマゴの大きさは169g。普通卵の2~3個分って感じです。
通常、卵の大きさは
ドイツのたまご大きさ規格 |
日本の卵大きさ規格 |
S |
・・・ |
53g未満 |
M |
・・・ |
53-63g |
L |
・・・ |
63-73g |
XL |
・・・ |
73gより大きいもの |
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SS・・・40-46g
S・・・46-52g
MS・・・52-58g
M・・・58-64g
L・・・64-70g
LL・・・70-76g |
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以上のように分類されるそうです。
サイズは1gづつドイツの方が大きいですね。
ドイツの卵って、日本の卵となんか違うんでしょうか??
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